
6月23日(日)に開催された「第23回武蔵としょかんまつり」は、毎年恒例のイベントであり、附属図書館と図書館ボランティアの学生が力を合わせて企画・運営しています。
今年のテーマは「なつ❊うさちゃんとようかいさん いっしょに夏まつりを楽しもう」で、さまざまなプログラムが用意され、多くの来場者に楽しんでもらいました。
イベントの中心となったのは、「古本ばくりっこひろば」です。こちらでは提供された古本や絵本が大好評で、提供した来場者は自分のお気に入りの本を見つけるのに夢中でした。また、子供たち向けにはゲームコーナーや工作ブースが設けられ、創造力を育む活動が盛りだくさん。さらに、おはなし会や人形劇などのイベントも多くの笑顔を生み出しました。
240名にも及ぶ子供から大人までの来場者が、一日中図書館と共に楽しいひとときを過ごしました。地域の皆さんに支えられ、イベントの成功につながりましたこと、心より感謝申し上げます。
大盛況!本との出会いをつなぐ「古本ばくりっこひろば」
家庭で読み終えた本を持参すると、他の古本と交換できる「古本ばくりっこひろば」は、今年も大人気。絵本や児童書、小説などを手に、子どもたちが真剣な表情で本を選ぶ姿が見られました。
学生ボランティアの声
「自分たちが準備した本を、子どもたちが楽しそうに選んでくれる姿が嬉しかったです。“この本読んでみたい!”と話しかけてくれた時は、図書館の大切さを改めて実感しました。」(短期大学1年・Yさん)


夢中になって遊んだゲーム&工作コーナー
会場内では、ボール投げや魚釣りなどのゲームに子どもたちが大盛り上がり!
さらに、キツネのお面やちょうちんおばけなどの工作も大人気で、完成した作品を手にした子どもたちの笑顔が印象的でした。

読み聞かせや人形劇で物語の世界へ
おばけの登場する絵本や紙芝居、手遊びを取り入れた「おはなし会」は、小さなお子さまたちの笑い声でいっぱいに。
午後には、はな*うさちゃんと仲間たちが「ようかいの国の夏まつり」でようかいの困りごとを解決する人形劇も上演され、観客からは大きな拍手が送られました。
「練習のときはうまくいくか不安だったのですが、本番で子どもたちが真剣に見てくれて、“楽しかった!”と言ってくれたのが本当に励みになりました。これからも誰かの心に残る時間を作っていきたいです。」(大学1年・Nさん)

はな*うさちゃんと記念撮影も!
浴衣姿のはな*うさちゃんと一緒に写真が撮れる「メモリアルコーナー」も終日大盛況。かわいいポーズで並ぶ子どもたちや、家族全員で撮影する姿も見られ、夏の思い出の1ページが刻まれました。
読書と文化の魅力を伝えるイベントとして
「武蔵としょかんまつり」は、子どもたちに読書の楽しさを伝えるだけでなく、地域の方々と大学・短期大学の学生がふれあう貴重な機会となっています。
「準備は大変でしたが、来場者の笑顔にふれて“やってよかった”と思えました。図書館をもっと好きになってもらえるよう、これからも工夫していきたいです。」(短期大学2年・Kさん)
「武蔵としょかんまつり」は、今後も読書と文化の楽しみを広める場として、さらに魅力的な内容をお届けしてまいります。
次回の開催も、たくさんの皆さまに楽しみにしていただけるよう、学生ボランティア一同、心を込めて準備を進めてまいります。どうぞご期待ください!