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北海道武蔵女子大学・短期大学の附属図書館から図書館司書をめざす学生たちが活躍する場として、毎年恒例となっている「武蔵としょかんまつり」。
2025年6月29日(日)、第24回目となる本イベントが北海道武蔵女子大学・短期大学附属図書館で開催されました。
テーマは「はな*うさちゃんのなつやすみ」。
学生ボランティアが主体となって、装飾やプログラムを企画・運営。図書館司書を目指す学びの場として、地域の子どもから大人まで247名の来場者を笑顔で迎えました。

図書館司書をめざす学生が企画!「本と出合う」体験イベント
古本ばくりっこひろば ― 本との偶然の出合いを楽しむ場
開場とともに、大人も子どもも本を手に訪れ、会場は大賑わい。参加者は「読まなくなった本」を持ち寄り、それを自由に交換する楽しさに夢中になっていました。
親子で床に座って絵本を読んだり、おすすめの本を友だちに「これ、おもしろいよ」と声をかけ合ったり、自然と会話が広がる瞬間があちこちで見られました。
図書館が笑顔と好奇心に満ちた空間に!
お好み焼き神経衰弱
フライ返しを使う発想が斬新!お好み焼きの絵柄カードをめくって、ペアをつくるゲームに子どもたちも大人も夢中。笑い声と歓声が絶えない盛り上がりでした。
スイカの種飛ばし
大きなスイカの的に、ボールを“種”のように飛ばすチャレンジ。的に当たるたびに拍手が起こり、成功するごとに子どもたちは得意そうにガッツポーズを見せていました。

工作コーナー — 自由な発想で世界に一つの作品
スイカのかばん
紙皿を半円に折ったバッグ型で、ペンで書いたりシールを貼って自分だけの夏バッグになりました。
(ニョキニョキ伸びる)カップアイス
ストロー構造で空気を吹き込むとアイス部分が伸びる仕掛けが子ども心をくすぐりました。
どちらもカラーペンやカラフルシールでデコレーション自由!完成した作品を嬉しそうに見せ合いながら、「次はこうしよう」「可愛いね」と会話が飛び交い、創作の場ならではの活気が満ちていました。
北海道武蔵女子短期大学では、図書館司書に必要な企画力・運営力・発信力を、こうした実践的な場で育んでいます。

「本の楽しさ」を届ける読み聞かせ&人形劇
おはなし会
絵本2冊の読み聞かせに加え、手遊びを盛り込むことで子どもたちの集中力が途切れず、一体感のある時間になりました。
さらに「おはなし組木」を使って演じた『おおきなかぶ』では、登場人物が増えるごとに期待感が高まり、全員で力を合わせて抜く瞬間は、参加者みんなの笑顔と拍手で一つの大きな盛り上がりを生む素敵な時間となりました。
人形劇「はな*うさちゃんと森の遊び場」
「はな*うさちゃんと森の遊び場」がテーマ。舞台での“かくれんぼ”に、会場からは「ここにいるよー!」と子どもたちの元気な声。まるで参加型の劇のように一体感に包まれました。
メモリアル撮影スポット — はな*うさちゃんと一緒に
当日は「はな*うさちゃん」と一緒に写真を撮れる記念撮影コーナーも用意。花火やかき氷の顔はめパネルを持って、笑顔でカメラに収まり、夏のかわいい思い出がたくさん生まれました。



「図書館司書」をめざす学生たちが地域とつながる舞台に
北海道武蔵女子短期大学は、図書館司書をめざす学生が、実践的な場で学びを深めることができる環境が整っています。「武蔵としょかんまつり」は、今後も読書と文化を広める場として、工夫を凝らした魅力的な内容をお届けしてまいります。としょかんまつりは、その代表的な活動の一つ。企画立案、広報、運営、そして来場者対応まで、すべてを学生が中心となって行うことで、現場で求められる力を身につけています。
「本とともだち、こんにちは」という合言葉で、たくさんの皆さんに楽しみにして頂けるよう、学生ボランティア一同、心をこめて準備を進めてまいりますので、来年度の開催もどうぞご期待ください。
北海道武蔵女子大学・短期大学
附属図書館