北海道武蔵女子大学 佐藤郁夫教授が、札幌市が策定した中長期都市戦略「ビジョン2035」の委員会メンバーに選出され、同市の将来像づくりにおいて重要な役割を担っています。
「ビジョン2035」は、札幌商工会議所が中心となって、都市・産業・暮らし・国際化など多面的な視点から“10年後”を見据えた戦略を打ち出したもので、経済・人口・まちづくりなど27項目の具体的な取り組みが掲げられています。 北海道新聞デジタル
今回、大学での教育研究活動で豊富な実績を持つ佐藤教授がこの委員会に加わることで、大学・地域・行政をつなぐ架け橋としての機能が期待されています。

ビジョン2035とは
「ビジョン2035」は、札幌市が今後10年程度を見据え、都市の持続可能性・国際性・産業競争力・暮らしの質などを切り口に掲げた中長期的な戦略です。主なポイントとして以下が挙げられています
- 産業クラスターの形成、イノベーション創出
- まち・住環境の再整備、交通・移動の改善
- 若年層・子育て世代の定住支援や魅力発信
- サステナビリティ、SDGs視点のまちづくり
こうした多角的な戦略において、「都市×大学」「地域×教育」という軸をもつ佐藤先生の参画は、大学としての社会的貢献という観点からも意義深いものです。
佐藤郁夫教授の取り組みと今後の役割
佐藤教授は、大学において“地域連携”“女性のキャリア支援”“国際交流”などをテーマに研究・教育を実践してこられました。今回の委員会参加にあたっては、以下のような具体的な貢献が期待されています。
- 大学・学生発想を都市政策へ
学生の視点、大学での研究成果を「若年層のまちづくり参画」や「市民発イノベーション」などの項目に反映させる。 - 女性・多様性という視点の導入
女子大学という立場から、女性の活躍促進、ジェンダー視点を含めたまちづくり・働き方改革の提案。 - 国際化・多文化共生への貢献
留学生・国際交流を起点に、「高度外国人材の獲得」「多文化共生まちづくり」の戦略設計に携わる。 - 実践的ワークショップの企画・支援
市民、学生、企業、行政で構成されるワークショップや意見交換会を設計し、「まちづくり参画」の仕組みづくりを支援。
これにより、ビジョン2035における「教育・研究機関の都市戦略参画」という新たな軸が、札幌市内で具体化されていくことになります。
今後の展望
佐藤教授は、「大学の枠を超えて、札幌の未来をともに創っていきたい」と語っています。大学案内や学生募集の視点にとどまらず、地域連携、社会実装へと視野を広げた取り組みが、学生にも開かれた機会となることでしょう。
大学としても、佐藤教授の活動を通じて「地域・都市の課題解決に貢献する高等教育機関」というブランドをさらに高めるチャンスとなります。今後は、学生参加型のプロジェクトや公開イベント、地域とのコラボレーションも見込まれます。
札幌市が掲げる「ビジョン2035」に、北海道武蔵女子大学 佐藤郁夫教授が参画することで、「大学 × 地域 ×都市戦略」が一段と深まりを見せることとなりました。学生・教職員・地域にとって、この動きは「学び」「まちづくり」「未来創造」の交差点となる機会です。
今後も北海道武蔵女子大学・短期大学で展開される関連プロジェクトについて、随時情報を発信してまいります。どうぞご期待ください。
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