北海道武蔵女子大学 経営学部は、北海道札幌手稲高校の2年生を対象に全4回の「学び探究ゼミ」を実施しました。テーマは『つい、やりたくなる』をデザインする。
北海道武蔵女子大学 経営学部の吉地望教授(学部長)が講師を務め、高校生たちが学校の課題を解決する「行動デザイナー」に変身!行動経済学の理論を使って、学校生活をより良くするアイデアを競い合いました。
本ゼミは、大学教員による全4回の授業を通して、ディスカッションや探究活動、発表など、大学で行われている主体的な学びを高校生の段階から体験してもらうことを目的とした取り組みです。北海道札幌手稲高校での学習と大学での学びをつなぎ、進路選択を考えるきっかけづくりとして、非常に意義のある授業だと感じています。




「不満」が「解決策」に変わる瞬間
スタート時、生徒の皆さんから出たのは「バスが混む」「講習が面倒」といった「不満」でした。しかし、吉地教授から「ナッジ(そっと後押しする賢い仕掛け)」や、アイデア発想法「SCAMPER」を学ぶにつれ、その視点は劇的に変化しました。
「強制しなくても、デザインだけで人は動かせる」
その気づきを得た生徒たちからは、「バスの混雑と勉強不足を一挙に解決するピークシフト学習」や、「勉強をゲームに変えるログインボーナス」、「色で整理整頓を促すアートな自転車置き場」など、大学のゼミ顔負けのユニークな解決策が次々と飛び出しました。
授業を通して印象的だったのは、生徒さん一人ひとりが主体的に意見を出し合い、試行錯誤しながら考えを形にしていく姿です。回を重ねるごとに議論の質が高まり、問いの立て方や根拠の示し方にも成長が見られました。大学の授業で重視している「自ら考え、他者と対話し、考えを更新していく学び」が、確かにこの場で実践されていたと感じています。
最終回の発表では、限られた時間の中で自分たちの考えを的確に伝えようとする工夫や、他グループの発表に対して積極的に質問する姿が見られ、高校2年生とは思えないほど意欲的な学びの姿勢に感心しました。討論や振り返りを通して、自分の考えを客観的に見つめ直す経験も、今後の学習に大きく生きるはずです。


「モノの見方が180度変わった! 」「最強の武器を手に入れた」「授業の熱量がすごかった」
ここでは、参加した高校生の声をご紹介します。
「これまでは学校に対して『不満』を言うだけで終わっていましたが、今回のゼミで『どうすれば解決できるか?』と、解決策を作る側に回れるのだと気づきました。不満がアイデアに変わる瞬間が面白かったです!」
「経済学は数字ばかりで難しいイメージがありましたが、心理学と組み合わせて『人の感情』を読み解くものだと知り、とても楽しく学べました。もっと深く勉強してみたいです。」
「『勉強しなさい(強制)』ではなく、『ついやりたくなる(工夫)』で人は動かせる。このナッジの考え方は、受験勉強やこれからの人生でも最強の武器になると思いました。」
「『時計をなくす』『先生と生徒を入れ替える』など、自分たちだけでは思いつかないアイデアが飛び交い、常識にとらわれない発想の楽しさを肌で感じました。」
世の中には思い通りにいかないことがたくさんありますが、それを「文句」で終わらせず、「アイデア」で解決する力を身につける。それが北海道武蔵女子大学 経営学部での学びです。
今回のゼミで見せてくれた札幌手稲高校の皆さんの創造性は、すでに立派な研究者でありクリエイターでした。この経験が、皆さんの進路選択や未来を切り拓くきっかけになることを願っています。
行動経済学やマーケティングに興味を持った方は、ぜひ北海道武蔵女子大学 オープンキャンパスへ遊びに来てください。

北海道武蔵女子大学・短期大学では、高校生に大学の学問領域の深さや広さ、学ぶことの面白さを感じていただく機会の一つとして、本学の教員が要望のあった高等学校に出向いての出張講義を行っております。
この出張講義では、本学で行われている講義を高校生に向けてアレンジしたもので、興味・関心ごとから進路研修を進められる講義を準備しております。 また総合的な探究の時間の中で実施されている「キャリア教育」「探究学習」などに活用いただくことも可能です。ご要望の多い「出張ガイダンス(大学説明会)」も含め、開講内容をまとめましたので、お気軽にお問い合わせください。
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