12月1日(月)、北海道武蔵女子大学・短期大学の就職課主催によるキャリア支援プログラム「図書館司書バックアップ講座」を開催しました。
司書課程を履修し、将来図書館司書を目指す学生を対象にしたこの企画。
今年は例年の座学から一歩進み、ワークショップ形式で「司書の仕事」を深く考える時間を設けました。テーマは「図書館が好き、その先へ。一緒に考える30分」。
見える仕事と、見えない仕事
ワークの第一ステップは、「司書の仕事」をポストイットに書き出し、模造紙に分類すること。
貸出やレファレンスなど、利用者から見える仕事が多く挙がりましたが、分類を進めるうちに、普段は意識しない「見えない仕事」の存在に気づく場面もありました。
次に、それぞれの仕事に必要なスキルを考え、模造紙上に整理。全体像を俯瞰すると、知識や視点の偏りが明らかになり、司書の仕事が想像以上に幅広いことを実感する機会となりました。
現場の声で深まる理解
さらに、武蔵OGの現役司書へのアンケート結果を共有。現場で求められるスキルや、司書の仕事の実情を知ることで、学生たちは「資格を取るだけではなく、現場で活きる力が必要だ」と理解を深めました。





学生の声
講座後のアンケートでは様々な感想が寄せられました。
「司書にも色んな仕事があることが凄くわかる講座だと思いました。将来司書になるために必要な知識を少しでも得ることができて良かったです。」
「自分が出した司書の仕事がほとんど利用者目線のものしかなく、まだまだ知らないことが沢山あるのだと感じました。」
「図書館の仕事には利用者からは見えない業務も多くあることが分かりました。普段は気づかない仕事が、図書館を支えているのだと感じました。表に見える業務だけでなく、裏側の仕事まで含めて考えると、図書館の仕事はとても奥が深いものだと思いました。」
「図書館司書の仕事について、思い浮かべるのは貸出などの利用者から見える仕事だけど、仕事としては利用者から見えない仕事もたくさんあって参考になりました。」
「今回の講座を通して、司書の仕事は資料を管理するだけでなく、利用者にとって使いやすい環境を整え、より多くの人に図書館を利用してもらうための工夫を重ねる仕事だと感じました。見えないところで支える役割に魅力を感じる自分にとって、司書の仕事はとてもやりがいのあるものだと感じました。」
事後課題で学びを“自分事”に
講座後は、一か月をかけて事後課題に取り組んでもらいました。
まずは自己分析で自分の強みと苦手分野を考えます。
次に、ワークで挙げた司書の仕事群から、① 自分の強みが活かせる仕事 と ② 苦手だと感じる仕事 をそれぞれ選び、理由を添えて提出します。強みについては「さらに磨く具体的な方法」を、苦手については「克服のための行動」を計画しました。
このプロセスによって、学びが理解に留まることなく、日々の行動や就職活動へつながる一歩として定着していきました。
なお、課題では司書の仕事をより深く知るために、おすすめの本を一人3冊挙げてもらいました。その中から2冊を紹介します。興味のある方はぜひ手に取ってみてください。
『眞野先生。本が傷んだら修理するだけじゃダメってホント?』(DBジャパン編集、DBジャパン、2022.9)
『税金で買った本』シリーズ(ずいの原作 ; 系山冏漫画、講談社、2021.12-)
未来への一歩を応援します
司書課程では、図書館司書資格を取得するための専門的な学びを提供しています。
今回の講座は、そうした学びを就職活動につなげるために企画したキャリア支援プログラムです。
今後の図書館司書バックアップ講座では、図書館が抱えている“困りごと”をみんなで考える講座や、現役司書の武蔵OGを招いての交流会など、司書として働くことへの理解を深められる企画を様々予定しています。
司書の仕事は、図書館を支える“見えない力”があってこそ成り立ちます。
今回の講座で得た気づきが、学生たちの未来への確かな一歩になることを願っています。
武蔵では、資格取得とキャリア形成、両方の視点から学生を応援しています。
北海道武蔵女子大学・短期大学の就職課は、これからも「働く力」を育むプログラムを展開していきます。

📱 公式SNSも更新中!
最新情報や学生の日常をチェックしよう📸
Instagram / X(旧Twitter) / Youtube
📩 お問い合わせ・取材依頼について
北海道武蔵女子大学・短期大学 入試広報課までご連絡ください。
📞 フリーコール:0120-634-007(入試広報課直通)
📧 メール:nyushi@hmu.ac.jp
