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【産学連携PBL】株式会社FUJI×北海道武蔵女子大学:企業訪問報告

2025年9月12日(金)に、経営学部2年生の学生が株式会社FUJI様(以下、FUJI)の企業訪問を行いました。本記事では、企業訪問の実施報告とあわせて、経営学(マーケティング領域)からみた流通業の意義についてご報告いたします。

FUJIは食品卸の企業で、経営学部のPBL(Project Based Learning)科目「リーダーシップ応用演習」にご協力いただいた産学連携企業です。FUJIの広報に関する課題を担当したグループのメンバーと、大学祭の学生広報のメンバーとで、FUJIの事業内容や広報の狙いをお聞きするため、清田区の本社を訪ねました。訪問では物流倉庫も見学させていただきました。

FUJIの卸売業としての強み

卸売業とは、商品の流通において生産者と小売業者を橋渡しする役割を担う事業者のことです。卸売業者は多数の生産者から商品を買い集め、多数の小売業者に販売することで、社会全体の商品流通を円滑に行う機能を果たしています。

FUJIは食品卸の中でも特に北海道各地の物産品の取扱いがメインであり、またギフト商品に特化した卸であるということが大きな特徴です。この2つは、他の食品卸にはない強みであり、他にも、PB商品を手掛ける商品開発力や、生産者・小売業者の細かなニーズに応えるサポート力もFUJIの強みであることが今回の訪問で分かりました。

卸売業として取り組む社会貢献活動の意義

FUJIは社会貢献活動にも力を入れており、中でもフードロス削減と困窮者支援の活動は他の卸売業には見られない独自のものだそうです。この取り組みは、フードバンクを支援するNPOやこども食堂を支援するNPOの依頼に基づき、FUJIが生産者やメーカーからフードロスを受け入れ、集まった食品を道内のフードバンクやこども食堂に分配しています。卸売機能を経済活動だけでなく、社会貢献活動に応用した事例として大変珍しく、また卸売業ならではの機能を生かした社会的意義のある活動といえます。

この社会貢献活動は、「リーダーシップ応用演習」でも紹介され、この活動を含めたFUJIの広報をPBL課題として提示されました。その解決案として、本学の大学祭でFUJIの商品を提供する際にFUJIの広報も行うことを、今回の訪問に参加したメンバーのグループが提案しました。この案は実現することになり、FUJIのフードロスである飲料を大学祭のためにご提供いただきました。

今回の企業訪問は、教室での学びと実際の企業の現場をつなぎ実践的に経営を学ぶ貴重な機会となりました。ご協力いただいた担当者の皆様、本当にありがとうございました。

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株式会社FUJI公式ウェブページ

 

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