
北海道武蔵女子大学・短期大学では、高校時代にお世話になった先生に感謝の気持ちを伝え、進学後の成長を報告する取り組みとして「母校訪問プロジェクト」を実施しています。
今回は、北海道武蔵女子大学に進学した川村 美羽さんと北海道武蔵女子短期大学に進学した望月 七夕夏さんが母校・札幌静修高等学校を訪問し、ターカス・カウェンホーベン先生と再会した際の様子や感じたことをご紹介します。
母校訪問プロジェクト
「母校訪問プロジェクト」は、北海道武蔵女子大学・短期大学の学生が高校時代にお世話になった先生方へ感謝の気持ちを伝えるとともに、大学入学後にどのように成長しているかを報告する取り組みです。高校生だった頃の自分をよく知る先生に、進学先での学びや挑戦を直接伝えることで、自分自身の成長を振り返るきっかけにもなります。
ユニバーサル科での3年間、挑戦する楽しさを学んだ日々
望月さん 「3年間ユニバーサル科で担任をしてくださったターカス先生は、私の高校生活を語る上で欠かせない存在です。入学初日から英語で話しかけられ、聞き取れなかった生徒が翌日お弁当を持って来られなかった、なんてエピソードも昨日のことのように思い出されます(笑)。
そんなハプニングを経て、少しずつリスニング力が伸び、最終的には英語が一番得意科目になりました。オーストラリア出身の先生ならではのユニークな授業スタイルは毎日が刺激的で、学校祭では毎年クラスTシャツに先生の顔をプリントするほどクラス全体で親しんでいました。ターカス先生のおかげで、英語だけでなく人との向き合い方や挑戦する楽しさを学び、充実した3年間を過ごすことができました。」

3年間、変わらず支えてくれたターカス先生
川村さん 「私の学科も3年間クラス替えがなかったため、同じ先生がずっと担任をしてくださいました。毎日の授業や課題を通じて英語力を着実に高めることができたのは、先生の熱心なご指導があったからこそです。
授業以外の場面でも親身に声をかけていただき、学び続けることの大切さを実感しました。」

短大・四大の違いと「エールズ」での学生広報活動を紹介しました
望月さん 「今回の訪問では、大学生活の様子や就職活動についてお話しました。特に短大と四大のカリキュラムの違いや、学生広報スタッフ「エールズ」での活動について詳しくご報告しました。母校の後輩がオープンキャンパスに参加してくれた話題でも盛り上がり、とても嬉しく感じました。
さらに、高校3年生の時に韓国派遣団で訪れた経験についても思い出話に花が咲きました。現地で食べた美味しい料理や友人たちのユニークなエピソードを語り合い、当時の楽しい時間を懐かしく思い出すことができました。」
狸小路でのイベントでプロジェクトリーダーとして挑戦しています
川村さん 「「私は現在、大学内で立ち上げた起業プログラム「i-vacs」で活動しています。特に、次回の狸小路で開催予定のイベントではプロジェクトリーダーを務めており、その挑戦について先生にご報告しました。
すると「ぜひイベントを見に行くね」と仰っていただき、背中を押されたような気持ちになりました。」
エアラインへの内定の報告、努力が報われた瞬間でした
望月さん 「何度か母校を訪れていたこともあり驚かれることはありませんでしたが、今回も変わらず温かく迎えていただきました。高校時代は黒髪だった私が明るい髪色で登場したことには少し驚かれていました(笑)。また、授業でしか関わらなかった先生方にも声をかけていただき、自分を覚えていてくださったことが本当に嬉しかったです。
さらに、就職活動を終えてエアライン(航空)企業への内々定を報告すると、先生方から「すごいね!おめでとう!」と次々にお祝いの言葉をいただき、これまで頑張ってきたことが報われたようで胸が熱くなりました。」
高校での学びが大学生活に活きています。プレゼン経験が大学での挑戦に直結
川村さん 「私は「高校での学びが今の大学生活に大いに活きている」とお伝えしました。特にプレゼンテーションを何度も経験したことが、大学での活動や挑戦に直結していると話すと、先生も大変喜んでくださいました。改めて先生方の指導のありがたさを実感する時間となりました。」
先生方との再会で感じた喜びと次の目標を見つけました
望月さん 「いつも温かく迎えてくれる母校が、今回の訪問でさらに好きになりました。もし中学時代に戻れるなら、もう一度この学校を選んで受験したいと思うほどです。先生方や友人たちと過ごした日々が、今の自分を作ってくれたのだと強く感じました。
また、母校の近況を伺うこともでき、自分が在籍していた頃からの変化を知ることができました。新しく進化していく母校に期待が膨らみますし、今後もその歩みを応援したいと思います。」
川村さん「改めて先生方とお話しする機会をいただき、とても充実した時間を過ごせました。担任の先生だけでなく、当時お世話になった多くの先生方にお会いできたことは大きな喜びです。近況報告にとどまらず、高校時代の思い出を一緒に語り合えたのも嬉しく、あっという間の訪問でした。次はもっと成長した姿を見せて、良い報告ができるよう努力したいと思います。」
最後に、恩師へのメッセージ
望月さん 「高校時代は本当にお世話になりました。大好きな英語を存分に伸ばすことができたのは、恵まれた環境と先生方のおかげです。
来春からはいよいよ夢だったエアライン業界で働きます。社会人となり、会える機会は少なくなると思いますが、どこかでお会いできた際には必ず声をかけてください!絶対に覚えています!」

川村さん 「お忙しい中、お時間を作っていただき本当にありがとうございました。大学で頑張っていることや高校での思い出をたっぷりお話しすることができ、3時間があっという間に過ぎました。これからも努力を続け、さらに成長した姿でまたご報告に伺いたいと思います。」

今回の母校訪問を通して、学生たちは高校時代の思い出や恩師への感謝を改めて感じることができました。大学での挑戦や成長を先生方に報告することで、これからの自分の一歩に向けた勇気や力も得られたようです。
札幌静修高等学校とのつながりはこれからも大切に続いていき、学生たちの未来をさらに広げてくれることでしょう。
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