宮下ゼミ「スポーツスマイルサポーターズ」を学ぶ特別講義を実施 | 北海道武蔵女子大学・短期大学公式サイト 宮下ゼミ「スポーツスマイルサポーターズ」を学ぶ特別講義を実施 – 北海道武蔵女子大学・短期大学公式サイト
短大

宮下ゼミ「スポーツスマイルサポーターズ」を学ぶ特別講義を実施

地域スポーツを支える“笑顔のチカラ”を体感し、次なるボランティア活動へ一歩

2025年7月8日(火)、北海道武蔵女子短期大学にて、教養学科 宮下ゼミの学生を対象とした「スポーツスマイルサポーターズ」に関する特別講義が行われました。
この講義は、地域のスポーツ支援やスポーツイベントにおけるボランティアの役割を学ぶことを目的としたもので、講義後には学生たち一人ひとりが「こんなボランティアになります宣言」で自身の学びを発表。スポーツボランティアの本質や可能性について、深く理解を深めました。

スポーツを支える「もう一つの主役」を知る

今回の講義では、さっぽろグローバルスポーツコミッション(SGSC)**の活動を通して、スポーツボランティアの重要性ややりがい、役割について学びました。
SGSCは、国際大会の誘致やスポーツツーリズムの推進、市民ボランティアの育成を行っており、「スマイルサポーターズ」と呼ばれる市民によるボランティア活動もその一環です。

学生たちは、2017年冬季アジア大会から続くスマイルサポーターズの歴史や、ボランティアの分類(クラブ・団体/イベント/アスリート)、さらにはボランティアの5原則(自主性・公益性・無償性・先駆性・継続性)についても理解を深めました。

学びから実践へ。学生の中に芽生えた意識の変化

講義後は、学生それぞれが自分の言葉で感想を発表。なかでも多くの学生が強調していたのは、「コミュニケーションの大切さ」でした。

「人見知りだけど、初対面でも自分から声をかけ、協力し合うことで活動がスムーズになると感じた」

「外見や先入観で判断せず、まずは話して相手を知る姿勢が大切」

アンコンシャスバイアス(無意識の偏見)についても学び、「見た目や性別などにとらわれず、それぞれの特性を理解して役割分担すべき」といった意見も聞かれました。

また、「ボランティアは誰かのためだけでなく、自分の成長にもつながる」「達成感や新たなスキルの習得がやりがいになる」といった前向きな声も多く、今後の活動への意欲がにじむ時間となりました。

次は現場へ。マラソン大会や小学校支援での活躍を目指して

この講義を通して、スポーツボランティアの意義や魅力を学んだ宮下ゼミの学生たちは、今後、北海道マラソンや札幌マラソン、小学校でのスキー授業などの現場ボランティアへの参加を予定しています。

「まずはやってみよう」「笑顔で関わろう」「相手を知ろうとする気持ちを忘れない」——
地域スポーツの現場を支える次世代の担い手として、宮下ゼミの学生たちがこれからどのように活躍していくのか、今後の展開が楽しみです。

北海道武蔵女子短期大学
宮下 裕加 

宮下ゼミ「スポーツスマイルサポーターズ」を学ぶ特別講義を実施
ページ上部へ戻るボタン