
北海道武蔵女子短期大学 宮下ゼミでは、地域とのつながりを大切にしながら、実社会で役立つ“伝える力”や“チームで取り組む力”を育てる活動に取り組んでいます。
今回はその一環として、ゼミの学生たちがプロバスケットボールチームレバンガ北海道のホームゲームにてスポーツボランティアを体験しました。アリーナの運営サポートやファンとのふれあいなど、プロスポーツの現場で貴重な学びを得る一日となりました。

会場の熱気を肌で感じながら、スポーツの現場で活動!
学生たちが参加したのは、札幌の北海きたえーるで行われたレバンガ北海道のホームゲーム。
イベント運営のボランティアとして、来場者の受付やパンフレットの配布、グッズブースでの補助など、さまざまなサポート業務を担当しました。
北海きたえーるには、試合前からたくさんのファンが集まり、熱気に包まれた雰囲気に学生たちは最初やや緊張した様子。それでも、スタッフの方々の指導のもと、一つひとつの業務を丁寧にこなしていきました。




「人との関わり」で得た気づきと成長
実際にボランティアに参加した学生たちからは、こんな声が聞かれました。
「初めてのバスケットボールのボランティアで最初は不安もありましたが、ファンの方が『ありがとう』と笑顔で声をかけてくださって、とても励まされました」
「パンフレットを渡すだけでも、ちょっとした言葉や表情で観客の方の印象が変わることを実感しました。伝え方って大事だなと思いました」
また、スタッフ同士で声を掛け合い、休憩や役割分担を変えるなど、状況に応じて臨機応変に動く場面も多く、チームワークや相手を思いやる姿勢の大切さを実感できたとのことです。
試合観戦も体験!迫力のプレーに大興奮!
ボランティア活動後には、試合を観戦する時間もあり、学生たちはプロ選手の迫力あるプレーに大興奮!
「バスケットボールって、人の心を動かす力がある」と、観客と一緒に盛り上がる中で、スポーツのリアルな現場の雰囲気や盛り上がりを実感したようです。
「試合終盤まで接戦。選手全員が勝ちにこだわり本気でプレーしている姿に感動しました」
「コートだけじゃなく、観客席も一体感があって、スポーツイベントの魅力や感動
を肌で感じることができました」
プロスポーツの試合運営を“内側”から体験したうえで“観客”としても楽しめたことで、イベントの持つ多面的な魅力を深く知ることができました。

宮下ゼミが大切にしていること
北海道武蔵女子短期大学 宮下ゼミでは、「スポーツを通じてできるだけ学外に出て、自分の目で見て、体験して、考える」ことを重視した学びを行っています。
今回のレバンガ北海道とのボランティア活動も、学生が自らの言葉で“感じたこと・考えたこと”を発信するきっかけとなり、今後の学びにもつながっていきます。
地域とつながる“学外でのフィールド”をこれからも
プロスポーツの現場に学生が関わることは、地域社会との接点を広げる貴重な機会です。
宮下ゼミでは今後も、レバンガ北海道も含めて、地域の方々やスポーツ団体と連携しながら、実践的な学びの場を大切にしていきます。
学生たちの次なるチャレンジにも、ぜひご期待ください。
北海道武蔵女子短期大学
宮下 裕加